hiromame777のブログ

自分との対話

学級崩壊じゃなくて学校崩壊

地震とかの自然災害の話ではありません

 

今日の朝読んだ新聞に

 

児童の口にガムテープを貼った40代の先生が

減給処分になった

 

というニュースが出た。

 

他にも罰として給食を多く食べさせたなどの日常的な問題のある指導について書かれていた。

 

これを読む限り

 

ひどい先生がいるものだと一般の方は思うと思う。

 

もちろんその行き過ぎた指導?体罰的行為?を咎められるのは当然のことである。

 

ただ、

 

こういう適切でない指導によって処分があったと聞くと

 

その周囲の人がどうあったかに

 

私はおもいを巡らせてしまう。

 

 

校長先生や教頭先生が散々注意してみていたにもかかわらず、改善がみられなかった。周りの先生方も心配して声をかけていたけれど効果がなかった。子どもたちのために仕方なく告発した。

 

という場合(こういう場合はめったにないかな)を除いて、

 

 

この事態を、私は学校崩壊だと思う。

 

学校職員の集団が崩壊している、うまくいっていないということである。

 

○そのクラスがそうなっていたことに誰も気付かなかったのか

 

○気づいていたのに何もしなかったのか、できなかったのか

 

処分された先生が全然そんな問題を起こすような予兆を一切見せず、突発的にやってしまったということもありうるが、

 

どちらかというと日常的にそんな空気があったのではないだろうかと個人的には思ってしまう。

 

さらに付け加えると、こういう学校はそんなに少なくないのではないかと私は思っている。

 

だから、他人事ではない。

 

 

今私がものすごく感じることは、

 

子どもが育つ学校は、先生が育つ学校

 

ということである。

 

 

当たり前だか、先生は完璧ではない

 

子どもが集団の中で成長するように、教職員だって職員集団の中で成長する

 

 

校長先生のリーダーシップ

 

教頭先生の職員室経営

 

ももちろん大事だけど

 

一番必要なのは

 

教職員同士の学び合い、助け合い、認め合い

 

学校の雰囲気作り

 

自分の学級の子どもはもちろんだが、学校の子ども全員の成長を大切にする

 

そんな空気