hiromame777のブログ

自分との対話

地域も個人じゃなくてチームで

戦後70年

つながれない社会の実現?

 

母親の心配事

今は地域の行事を運営しても何も感謝されない

感謝されないどころかありがた迷惑という人もいる

これじゃ、役を引き受けてやろうなんて人は

これからいなくなる

 

母親の心配事②

世の中変な人はいっぱいいる

親子でもめて別々の小屋に住んでて

50代の息子が父親の小屋のガラスを割りに行く

見るたんびに空いているガラスの数が増えている

自分の所に被害がないように必要以上に関わらないしかない

(でもかわいそうだ)

 

私の祖父が小学生の頃、今は廃校になっている地域の小学校には何クラスも学級があった。多い時には、7クラスもあったそうだ。

 

その人たちのほとんどは、家を出て関東の労働力として働く。

私の祖父は13人兄弟だが、長男以外は家から出て半分以上は関東で生計を立てた。

 

残った人たちが地域を支える。消防や地域の人足、祭りなどの地域の行事、まだ当たり前のように多くの人が関わって運営していた。

 

きっと、この時だって変な人はいた。でも、それをみんながわかってなんとかやっていた。

 

必ずリーダーがいて、多くは「○○さんにやってもらってありがたい。」「自分ができることがあればやる。」という雰囲気があった。

 

今は…

というところから出てくる母親の心配事を聞いていると、戦後70年の社会や教育は、私の地元に関して言えばつながれない社会を実現したといえる。

 

これからますます、人口が減少する中で、

地域が個人じゃなくてチームでいることは

一人一人の安全で安心な生活に直結してくると強く思う。

 

地域を運営する立場になるまでに、

学校でつながる経験、その良さを実感させるのが

これからの子どもたちに自分ができることだと思う。地元に残らなくても、その経験は必ず生きるスキル。

 

ただ、母親が付け足したのは、

 

昔は、協力しないとやっていけない世の中だったから協力していた。

 

今は、なんでも便利になって個人でもなんとかなる。だからそれぞれ、勝手なことができるのだろう。

 

ということ。