メッセージの価値
中学校3年生は受験生
それぞれの志望校合格に向けて
どんな子でも多少なりとも
不安やストレスを抱える時期でもある
その受験生に
メッセージを書いて欲しい
という
机の上にA5の紙
何か勇気づけるものを
この子たちのためになることを
と思えば思うほど
思考が空回りする
挙げ句の果てには
リラックスさせるための
ジョークばかりが
頭の中を占領し
収集がつかなくなる
「このメッセージを見た生徒たちは喜ぶのだろうか」
「このメッセージは生徒たちの心に響いて何かの助けとなるのだろうか」
私は良い言葉を探していた
私が応援したいと思っている受験生が
「頑張るぞ」と思えるもの
「なるほど」と納得するものを
でも
なかなか決められない
そこでふっと思ったのは
言葉だけでは
ダメなんじゃないかということ
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「何を」言うかではない
「誰が」言うかだ
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という言葉が頭の中に浮かぶ
私がどんなに
「私はあなたたち(生徒たち)の事を考えてますよ」
と言っても
日頃そういう行動や言動をしていなければ
生徒たちには届かない
私が思う
生徒たちがメッセージを見て喜ぶのに
重要な要素は
① 教師への信頼度
その子達が好きな先生や尊敬する先生である事
② 伝える方法伝える内容
メッセージの内容がその子達にあっている事(興味があるものだという事)
①だけでもダメだし
②だけでもダメ
どんなに素晴らしいメッセージだとしても
憎むほど嫌いな人からのものであっては
喜びや学びは0
①教師への信頼度も
②伝え方伝える内容も
0だけは避けたい
それは
①×②=生徒にとってのメッセージの価値
になると思うから