グループは何に影響されたのか
グループワークは、
一番影響力(リーダーシップ)のある方の態度
に影響される?
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今日の授業はグループワークだった
私たちのグループは8人
20代から40代までのメンバーが協働して課題に取り組む
今日が初のグループワーク
一番最初に口火を切ったのは
一番年上の方だった
どうする?と言われても、なかなか意見が出ない。
話しても先が見えず、ポツポツ意見が出ても腑に落ちない、繋がらない感じである。
誰も答えが分からない問いに向かうのは不安。
なかなか意見が出なくて少し重い空気になる。
こういう時に、グループの構成員の特徴が出るのかなと思う。
「他のグループの様子見てくる」と言って
一番年上の方が動く、その場を離れる
すると、残りのメンバーは、どうしたか・・・
休憩する、雑談するわけでも無く、
ちょっとリラックスした感じで
二番目くらいに年上の方が、どうする?と問い、
他のグループに見に行った方が帰ってくるまで
自分たちができることをして待っている
べつに、年功序列というわけではないが
自分が言うべきかな?と
と感じた人から話していく感じだった。
今回は、年上&経験年数が多い順にそれを感じたということ。
ある意味よくあるパターンだったのかもしれない。
逆に、年下の子たちの側からすると、
全部丸投げしているわけではないが、
はっきりとした意見がないのに言いにくい
といったところだろう。
その後
課題解決に直接繋がるかは分からないが、
一人ずつ順番に案を出す(パス有りで)
ここで、それぞれに発言の場が設定された
自信はないけど自分の番になったら
言うしかない。
いろいろ出し合って
また、じゃあ、どうする?となる
<休憩5分>
年上の方中心にみんなで一人ひとりに今の思いを聞く
これがやりたい。これでいいのかな。
それぞれの率直な今の気持ちを共有する。
そうすると、自分と同じ気持ちだったんだなとか、
その不安わかるわかる。と言う雰囲気になったように感じる。
そこで、ある方がある案を出す
楽しそう
それやりたい
雰囲気が和らいだ気がした。
来週までに作る余裕がある方、作りたい方が作ってくると言うことになった
実は、
それぞれ抱えている忙しさが違うと言うことが
雑談の中から見えてきたので
(採用試験の勉強があるとか、他の授業の課題が多いとか)
自分が出来そう、得意そうというという方が
取り組んできて
それを元に来週みんなで考えましょう
ということになった
ちょっと、ゆるい縛りなのかもしれない。
私は
こういうゆるい感じの協働を体験したことない。
でもこのメンバーなら
これでいけるような気がした。根拠はない。
がっちり枠をはめて、
誰かが言った意見を通してという道も
あったのだろうか?
今回のグループワークの発言の特徴は、
一番年上の方の、みんなどうする?の受容的なリーダーシップと、自分から主体的に動くというリーダーシップからスタートし、
その次の年代が割と多く意見を言い、
一番年下の年代は
意見を求められたら言う
みたいな年功序列型。まさしくプレ職員室‼︎と思った。
が、このグループのよかったと思うことは、
それぞれの思いを言う場が取れたこと。
それぞれの考えや状況、得意分野が共有されればされるほど、構成メンバーの所属意識は高まり、参加意識も高まる?
いい案を出そうとか、最初からガツガツ焦って進めようとするよりも、構成員の関係性ができて課題を自分事として取り組めるようになったら、能力を十分に発揮できる?
もしそうだとすると、途中で
年上の方がジュースやお菓子を買ってきて配ってくれたり、
雑談
(課題とは関係ないことを話題)をしてくれて
相互理解を深めることに時間を使ってくれたことって
柔らかな空気感を作るのに
ホントに大事なことだったのかなって思う。
それに、自分だけが主導権を握ることに拘らなかったと言う点も
柔らかな空気感のもとだったのかもしれない。
グループは、
やっぱり一番影響力のある方の態度
に影響されると思った午後。