つなぐことの真価
子ども同士をつなぐことの真価は、
ひとつの個(子)が沈んだ時に
引き上げてくれる網
ネットワークを張り巡らせること
にあるのではないだろうか
それこそ命づな
切れやすいものより切れにくいものの方が
もちろんいいし、
少ないよりは多い方がいい
もし、一本しかつながりがない個が
あったとしたら
その個はどうするだろうか?
その個の特性にもよるが
その一本のつながりにすがるように生きるかもしれない
いつ切れてもいいように自分の殻に閉じこもったり虚勢を張って生きるかもしれない
なんにせよ自分が自分らしく
自分の人生を歩むことが
困難になるように感じる
安定できない安心できない場で
個は
自分らしくあることはできない
つなぐことの真価は
ここにあるような気がした